男性必見、あのシャンプーの解析です。
有効成分
ピロクトンオラミン ◯
殺菌作用があり、頭皮からの皮脂の過剰分泌を防ぐ。ふけ、かゆみをおさえる
グリチルリチン酸2K ◯
抗炎症、抗アレルギー性があり、肌荒れを防いでくれるので、シャンプーの他にも化粧品に使われることの多い成分です。
サリチル酸 ▲
非常に高い防腐効果と抗菌性を持ち、ニキビ予防やフケ防止の目的で配合されるが、効果の高さの反面、頭皮に対しての刺激が懸念される。頭皮が弱い方にはあまりむかない
その他の成分
豆乳発酵液 ◯
大豆、豆乳由来の成分。細胞活性化、保湿効果がある
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド △
非イオン性の界面活性剤。シャンプーに配合すると、泡の安定性向上、起泡、増粘、などの効果が得られるが、配合比率が高すぎると髪の質感低下につながるので、補助的に配合するのがベスト。
ラウリン酸アミドプロピルベタイン液 ◯
ヤシ油由来の成分で、抗菌作用がある。毒性は極めて低い
モノラウリン酸ポリグリセリル △
ヤシ油由来の界面活性剤。
コレステロール ◯
脂質。体内にも存在する成分で、安全性が高く、ツヤ感、手触り感をアップさせる。
N‐ヤシ油脂肪酸アシル‐L‐アルギニンエチル・DL‐ピロリドンカルボン酸塩 ◯
アミノ酸系の界面活性剤。パラベンや安息香酸に代わる防腐剤、酸化防止剤として使用される。
ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液 ◎
”ペリセア”と呼ばれる成分。天然の脂肪酸とアミノ酸からできた特殊な界面活性剤。
最新の成分で画期的な効果があり毛髪内部に1分で浸透し、修復する。
海藻エキス‐1 ◯
ミネラルを多く含み、保湿性に優れている。髪にツヤを与える。
バンジロウ葉エキス ◯
グアバという植物から抽出した成分。ふけ、かゆみ防止効果があり、頭皮の状態を整える
ホウセンカエキス ◯
抗アレルギー効果、保湿効果がある、植物由来の成分
水溶性コラーゲン液 ◯
保湿、柔軟効果があり、肌を柔らかくする。
酵母エキス‐3 ◯
各アミノ酸、ビタミン、ミネラルをバランスよく含み、髪にハリコシを出す。
ローヤルゼリー発酵液 ◯
アンチエイジング効果があり、肌のハリ、きめを整える効果がある。
ユニトリエノール T‐27 ◯
皮脂の分泌量を正常化させる効果がある。頭皮の水分量を維持する効果もある
スペアミント油 △
植物由来の清涼剤。
オレンジ油 △
保湿、皮膚の活性化、洗浄効果を目的にも配合される成分。香料としても使われる。
酸化しやすく、酸化するとヒドロペロキシドというアレルギー反応の原因になりうる物質ができる。
濃グリセリン ◯
保湿効果があり、頭皮に潤いを与え、フケを防ぐ。
ソルビトール液 △
多価アルコール、という分類の保湿剤。保湿力は控えめだが、乾燥に対して一定の水分を保つ性質がある。高濃度でも毒性や刺激性がないので、ハミガキなどにも使われる。
無水エタノール ▲
アルコールの1種。殺菌、収れん作用があるが、濃度によっては皮膚に乾燥、刺激が出る事もある。
濃度に応じて名称が変わる。無水エタノール、エタノール、消毒用エタノール
脂肪酸(12,14)アシルアスパラギン酸Na △
アスパラギン酸というアミノ酸から作られた界面活性剤。洗浄力が強く、脂性用のシャンプーによく使われますが、敏感肌の方は、注意が必要です
ヤシ油脂肪酸アミノプロピルベタイン液 ◯
天然のヤシ油を原料として作られる洗浄剤。洗い上がりは、ごわつかず、しなやかになる
ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド液 ◯
ヤシ油由来の界面活性剤で、泡立ちがよく、刺激を緩和させる働きがある
ヤシ油脂肪酸N-メチルエタノールアミド ◯
天然のヤシ油を原料として作られる洗浄剤。安定剤としても配合される
ヒドロキシエタンジホスホン酸液 ▲
安定剤として配合される。肌に対して多少の刺激がある
グリセリル‐N‐(2‐メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体 △
高い保水性を持ち、髪のツヤと質感をよくする。
イリス根エキス ◯
シロバナイリスというアヤメ科の植物の根から抽出したエキス。保湿、細胞活性化、皮膚機能正常化作用など、効果は様々
ツボクサエキス ◯
植物のツボクサから抽出した成分で、炎症抑制効果・美白効果・肌修復効果ある。
ニンジンエキス ◯
高麗人参由来のエキス。肌荒れ、ニキビ、フケ予防に効果がある
ヒアルロン酸Na‐2 ◯
もともと人体にも存在する高分子ポリマーで、優れた保水力がある。べたつかず、乾燥にも強く、その性能の高さからいくつもの製品で使われている。
水添大豆リン脂質 △
大豆由来の成分で、保湿剤として使用される。
党参抽出物加水分解液 △
ツルニンジンという植物から抽出した成分。細胞活性化作用がある
クリサンテルムインディクム抽出液 △
収れん作用や血行促進作用がある。
フィトスフィンゴシン ◯
肌に潤いを与え、髪の水分の蒸発を防ぐこうかがる。
ユーカリ油 ◯
ユーカリの葉から抽出したエキス。抗炎症作用、血行促進作用、収れん作用がある。
ハッカ油 ◯
ハッカから抽出された、植物由来の成分。清涼感を出す。
BG ◯
適度な湿潤性と軽い抗菌力があり、皮膚に対する刺激も少ないので、化粧品によく使われる。さっぱりした使用感。
1.2‐ペンタンジオール ◯
保湿効果、抗菌作用があり、防腐剤としても配合される。高い安全性を持つ
粘塩化Na △
粘度を調節する。肌に影響は特にない
アイコン説明
◎・・・非常によい
◯・・・よい
△・・・普通
▲・・・悪い
×・・・非常に悪い
『さて、男性には気になるシャンプーではないでしょうか?このシャンプー、リニュ−アルを繰り返しているようです。実際、発売当初、私が調べた時には、決して良いとはいえないものでしたが・・、今回はどうでしょう?
脂性用ということですが、洗浄力はやや低めなのでしょうか?ちょっと物足りない気がします。しかし殺菌作用が強いようで、常在菌(頭皮にもともと存在している菌で、バクテリアの繁殖を抑え、頭皮を健康に保つ)まで殺菌してしまいそうです。
しかしながら、保湿、保護という面では優れた成分が多く、他の成分を変えれば、頭皮環境改善するシャンプーになりそうなので、もったいない感じがします。今のままでは、発毛育毛効果がある!とまではいかない気がします。
徐々に改善されていってるシャンプーです。たしか、最初の頃はラウレス硫酸を使っていたと思います。そこから考えれば良いシャンプーの仲間入りをしそうなところまできていると思います。今後、おおいに期待したいとこです』