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hair design calm スタイリストの中山です
今日は夏休み2日目、今旅のメイン『日光東照宮編』です
実は私、初日光でした。東京に出てきて早17年。近くて遠い日光。なかなかご縁がありませんでしたが、ようやく来れました。
今回は日光初心者の私から見た、日光東照宮の見どころをまとめてみようと思います
様々な建築物が立ち並ぶ日光東照宮。色彩豊かで、繊細な彫刻が数々存在します。国宝が8棟、重要文化財が34棟もあり、『日光の社寺』として世界遺産にも登録されています。
また色々な動物をモチーフにした彫刻が目立ちます。
今回はその動物たちに注目してみてみましょう。
表門を通り、すぐ見えてくるのが『三神庫』(重要文化財)この中には春秋渡御祭の百物揃千人武者行列で使用される馬具や装束類が収められているそうです。この三神庫に施されている彫刻が『想像の象』
狩野探幽が想像だけで下絵を書いたとことからこの呼び名がついたと言われています。
さらに進んでいくと『新厩舎』(重要文化財)と呼ばれる御神馬をつなぐ厩(うまや)があります。そこに彫刻されているのが三猿です。俗に言う『見ざる、言わざる、聞かざる』です(これは初心者の私でもなんとか知っていましたw)
全部で8枚の彫刻からなり、人間の一生を表しているそうです。
日光東照宮のメインといってもいいのではないでしょうか。その色彩豊かで細密な彫刻には目を奪われます。そのなかでも多くの龍の彫刻がめにとまりますが、実は『麒麟』『龍』『息』『龍馬』と4種類の龍の仲間がいるそうです。またそれぞれ口の開き方や表情が異なり、『十人十色』を表しているそうです。
他にも人物の彫刻もありますが、日光東照宮で人物の彫刻があるのは、唐門と、この陽明門だけなのです。
陽明門の左右に延びている建物で、1枚板の透かし彫りで、花や鳥の彫刻が施されています。
東回路の出入り口部分に彫刻されているのが『眠り猫』(国宝)
なんとも可愛らしい彫刻ですが、寝たふりをしながら、主人である徳川家康公を守護しているそうです。よくみると臨戦態勢のようにも見えます。
また、眠り猫の彫刻の裏には、雀の彫刻が施されています。天敵であるはずの猫の裏側に雀がいるのは、『猫が寝ているから、雀(弱者)も舞うことができる。江戸時代の平和を意味している』と言われています。
眠り猫から先に進むと、『奥宮』徳川家康公のお墓につながります。長い石段の前に我が家は断念しましたが、パワースポットになっているそうなので、機会があれば是非行ってみてください
貝殻をすりつぶした胡粉でコーティングされている白い柱が特徴的な『唐門』(国宝)
その柱には、昇竜と降龍の彫刻があります
また、屋根の上には恙(つつが)とよばれる唐獅子もあり、『龍は昼を守護する霊獣、恙は夜を守護する霊獣』という故事からなぞらえているそうです。
ちなみに恙の足には金の嵌め輪がされています。これは恙という霊獣が虎よりも凶暴で、足を押さえておく必要があったからだとされています。
『薬師堂(本地堂)』の天井に描かれている縦6m、横15mの巨大な龍の水墨画。龍の顔の下で拍子を打つと、カーンと打った音が反響し、龍の鳴き声に聞こえることから鳴き龍、もしくは鈴鳴龍とよばれています。ちなみに拍子を打つ場所を1mずれるだけで、反響せず、全く鳴かなくなります。ちなみに堂内は撮影禁止のため写真はありません。是非その目でお確かめください
いかがでしたでしょうか?
今回紹介したところ以外でも見所はたくさんあると思います。あくまでも日光東照宮初心者のまとめなので、『初めて行くよー』『いってみたいとおもってるよー』という方は参考にしていただいて、『そんなの知ってるよ』『他になんかないの?』という方は境内で音声ガイドの貸し出しもやってましたので、そちらを使ってみるのもいいかと思います(日本語、英語、中国語対応)
最後に
平成の大修理が平成25年6月1日から平成31年3月31日まで行われていました。つまり今は綺麗になったばかり。
ガイドをしてくれた方は、『ぜひ漆をみてください、この鮮やかな色は、今しか見れません』とおっしゃっていました。この機会に行ってみては?
明日は3日目とおまけです
2日目の移動 鬼怒川→日光東照宮→三鷹(185km)
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