三鷹駅より徒歩5分マンツーマンサロン

hair design calm スタイリストの中山です

皆さんはヘアカラーしてますか?会社勤めの方でも、あまり明るすぎなければOKっという方も増えてきましたね。

当店のお客様でも『カラーしてるよ!』『以前やってたよ〜』という方が多いです

ここで問題なのは、『自分で染めてるよ〜』←これです

 

セルフカラーの問題点

自分で染めれば、美容室に行く手間も省けるし、好きな時間にできるし、何より値段が安い。この辺がセルフカラーのメリットです。

では、デメリットは?たくさんありますw

1.髪のダメージが大きい

市販のカラー剤は自分で染めることを想定して作られています。頭の後ろなど、自分では塗りづらい箇所もちゃんと染まらないと商品として成り立ちません。つまり、少量でもつけば、染まらないといけないのです。結果、カラー剤のパワーを上げざるえません。パワーが上がれば、ダメージも大きくなります。美容室では、髪の状態、仕上がりをイメージして、塗り分けを行います。塗り分けができれば、不必要なダメージが抑えられるので、美容師さんはアシスタント時期にこの技術を叩き込まれます。必要不可欠なスキルなのです

 

2.思った色にならない

市販のカラー剤のパッケージには仕上がりイメージのイラストや写真が印刷されています。しかし、その色にちゃんと染まりますか?思ったより明るくなった、暗くなった、なんか濁った色になった、そもそも色が違うなど、セルフカラーの失敗談は多く聞きます。なぜ思ったとうりに行かないのか?それは自分の髪の元々持つ色素があるからです。地毛が真っ黒な人、少し茶色い人、白髪の人、スタートが違うのに、同じに仕上がるはずがありません

 

3.染まりムラになる

先に触れましたが、セルフカラーは自分で見えないところも染めます。場所によっては、全くカラー剤がついてないことも多々あります。(また反対に、染めたくない場所にもついてしますこともあります)そうすると、染まるところと、染まらないところができてしまいます。つまり染まりムラになってしまうのです。

 

4.次のカラーも綺麗に染まらない

すべてはここにつながりますが、傷んでムラに染まっている髪の毛、次に綺麗に染めるのは、本当に難しいです。使うカラー剤の選択、塗り分け、塗布量、どれを取っても難易度はかなり高くなります。結果、またムラになり、さらに次のカラーにひびく、悪循環が始まります。もうお手上げですw


もちろん美容師さんたちはそんな髪にも対応できるよう努力しています。しかしながら1度で綺麗に染め直すのは難しかったり、髪の状態によっては希望の色にできなかったりすることもあります。それ、セルフカラーの弊害です


どうしても美容室にいく時間がなくて、仕方なくセルフカラーを選ぶ方もいるでしょう。やむおえない場合はしょうがないですが、色が綺麗に染まるということだけでなく、ダメージを抑えて、あつかいやすい髪を維持するという意味でも、セルフカラーは極力控えていただくと助かりますw