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hair design calm スタイリストの中山です

お出かけ前の髪のスタイリング、どうしてますか?

ドライヤーはもちろんのこと、ヘアアイロンやコテも使っている方は多いのではないでしょうか?

でも、間違った使い方していると、あっという間に髪がボロボロに・・・。

そんなことのならないために、しっかりと読んでくださいね

ヘアアイロンとコテの注意点

クセやうねりを直してくれる便利アイテムですが、注意点は多々あります


1.使う前には髪をしっかり乾かす

しっかり乾かさずにアイロンをかけたときに『ジュッ』という音が出たことがある人は結構いるんじゃないでしょうか?髪に残った水分が瞬間的に蒸発している音です。髪内部で蒸発した水蒸気は、体積が膨れ上がり、その圧力で髪の表面に穴をあけ外に出ていきます。『水蒸気爆発』と呼ばれる現象です。穴が空いた髪は、内部成分が流失してしまい、ごわついたり、パサつきの原因になります


2.使用する温度に注意

髪の毛の主成分は、タンパク質です(約80%)。タンパク質には『熱変性』という特徴があります。身近なタンパク質といえば、卵があります。

生卵に熱を加えると、ゆで卵や目玉焼きができます。タンパク質が熱で固まるのです。これが熱変性です。髪と卵は別物ですが、タンパク質の熱変性は、髪でももちろんおきます。そして、一度熱変性が起きると、一般的には元には戻りません。(熱変性したタンパク質を元に戻す研究結果もあります)つまり、高温のアイロンを使うとタンパク質が変質して、ダメージの原因になってしまう上に、元に戻らないので、アイロンを使う度にダメージが蓄積していってしまうのです。

髪の熱変性は、濡れた髪で約60度乾いている状態で約130度で始まります。アイロンの温度=髪の温度ではありませんが、アイロンも130度前後で使われる事をオススメします


3.挟んだ髪を引っ張りすぎない

クセを伸ばすときは、アイロンで挟んで引っ張りますが、この時に必要以上の力が加わると髪のキューティクルが剥がれ落ちる原因にもなります。また、キューティクルは乾燥するほどはがれやすくなりますので、アイロンのかけすぎ、引っ張りすぎは要注意です

キューティクルがなくなった髪は、内部成分が流失し、ハリコシがなくがなくなるほか、髪のツヤが無くなります。髪のツヤはキューティクルによって作られています


4.同じ場所を何度もかけない

こちらもキューティクルに関する事ですが、何度同じ場所にアイロンをする事で、摩擦によりキューティクルが剥がれ落ちます。また熱ダメージも蓄積してしまいますので、アイロンかける時は1回で形作るように心がけましょう


まとめ

1本あると便利なヘアアイロンですが、使い方や温度次第では髪のダメージも進んでしまいます。

もし、毎日アイロンでセットしているというのであれば、ストレートパーマや縮毛矯正をしたほうが、トータル的なダメージは抑えられるのではないでしょうか?

生活スタイルに応じて、使い方も考えてみてください!