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hair design calm スタイリストの中山です
すっかり年末ムードが漂ってきましたね。忘年会で忙しいなんて方も多いのではないでしょうか?
そこでこんなご質問をいただきました
『お酒飲むと、ハゲるの?』
ちょっと極端なご質問ですw 解説していこうと思います
アルコールを摂取すると、体ではどのようなことが起きるのか
口から摂取したアルコールは胃で20%、残りは小腸で吸収され、血液に溶け込み肝臓へと送られます。
肝臓へ送られたアルコールは、アルコール脱水素酵素(ADH)の働きにより、『アセトアルデヒド』に分解され、さらにアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の働きで酢酸に分解されます
肝臓で分解できなかったアルコールは、一度心臓に運ばれ、全身へと流れていきます。その後再び肝臓へ戻ってきて分解されます
分解されるスピードは個人差が大きいところですが、500mlのビール缶(アルコール含有量20mg)を3〜4時間で分解すると言われています
先ほど出てきた『アセトアルデヒド』が体内に増えると、動悸、吐き気、頭痛などを引き起こします。
よくお酒が弱いと言われる人は、ALDHの働きが弱く、アルコールがアセトアルデヒドに分解された状態で体に残る人です
さて、話戻しますが、アルコールは髪にどもような影響をもたらすのでしょうか?
酒は百薬の長
お酒を飲むと『体があったまる』『よく眠れる』なんてこともあるように、アルコールには
- 血行促進
- リラックス効果
- 入眠作用
などの効果があります
では、どんどん飲んだほうがいいのか?
そうじゃありません
酒は百毒の長
薬も度が過ぎれば毒となる。許容量を超えた飲酒はアセトアルデヒドをふやし、動悸、頭痛などで睡眠の質を低下させます。
また、肝臓は髪の成長に必要なタンパク質を蓄えておく働きがあり、アルコールの分解で肝臓に負担がかかると、髪の成長にも影響が出てきます
まとめ
お酒は飲んじゃダメ!なんて言うつもりはありませんw
飲み方、量、休肝日なんかをよく考えながら、お酒と付き合っていくのが、髪にも体にもいいのではないでしょうか
ちなみに私はほとんど飲めませんw
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