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hair design calm スタイリストの中山です

 

昔はサラサラのストレートだったのに、いつの間にかクセ毛になってしまった』というお客様がいらっしゃいました。

これは結構たくさんの方に言われるので、今日はこれを解説していきます

いったい髪質の変化には、どんな原因があるのでしょう


1.ホルモンバランス

最も考えられる原因はこれなのではないでしょうか?以前のブログ『ナゼおきる?気になる産後の抜け毛』でも触れましたが、髪の毛の成長には、女性ホルモンが大きく関わってきます。

思春期、妊娠出産、更年期などホルモンバランスに変化がある時期は、髪質が変わりやすい時期でもあります。また、無理なダイエットなどでもホルモンバランスが崩れる恐れがあります


2.遺伝

遺伝によりクセ毛になることもあります。クセ毛は優性遺伝なので、比較的親がクセ毛だと、子どももクセ毛になりやすい傾向にあります。

遺伝にも幾つか要素がありますが、髪の内部の疎水部分と親水部分のバランスによってクセが出る出ないが決まってきます

湿度があると親水部は水分を含み膨張し、疎水部は水分を含みずらく膨張しないので、歪みがうまれクセにつながります

幼少期は髪が細く柔らかいためサラサラでも、成長とともに髪が太くなり、クセが出ることもあります。個人差がありますが7〜15歳頃が変化が多いようです


3.栄養バランスの乱れ

髪は体調に影響される部分が多く、偏った食事などが続くとハリコシがなくなったり、抜け毛につながることがあります

 

髪が細くなったり、乾燥することで、いままでの髪のクセと変わってくることがあります


4.毛穴と髪の形

遺伝にも関係しますが、毛穴の形によって生えてくる髪の形が変化して、クセ毛になります

 

 

毛根で作られたばかりの髪はまだ柔らかく、毛穴の形に形成されます。そのまま頭皮まで押し出され、硬化していくことでクセ毛になります。

図の通り、毛穴の向きによって髪の形、クセの強弱が決まります。毛穴の形は生まれつきなので、変えることは難しいようです


いかがでしたでしょうか?徐々にクセが変化してきた場合は1〜3が原因なのではないでしょうか?(もちろん他にもあると思いますが、主な原因とお考えください)

『坊主にすれば髪質が変わる』という都市伝説もありますが、読んでいただければ、坊主は関係ないこともわかりますよね。

あとは自分のクセとどう付き合っていくかが重要だと思います。髪のご相談はいつでもどうぞ〜